ROC曲線

機械学習に関する用語

ROC曲線とAUC:AI用語をわかりやすく解説

-ROC曲線とは- ROC曲線(Receiver Operating Characteristic Curve)とは、バイナリー分類のモデルの性能を評価するためのグラフです。バイナリー分類とは、データを2つのクラス(正解/不正解、真/偽など)に分類するタスクを指します。ROC曲線は、真陽性率(TPR)と偽陽性率(FPR)の関係を表し、モデルがどれだけ効果的に正解クラスを識別できるかを示します。真陽性率は、実際の正例を正例として正しく分類した確率、偽陽性率は、実際の負例を誤って正例として分類した確率です。
機械学習に関する用語

AUCとは?二値分類タスクの評価指標を解説

AUCの概要 AUC (Area Under the Curve) とは二値分類タスクにおいてモデルのパフォーマンスを評価するための指標です。ROC曲線 (Receiver Operating Characteristic Curve) の下にある面積を表し、モデルがどれだけ正しく分類できるかを測ります。ROC曲線は、正例を正しく分類できた割合 (真陽性率) と、負例を誤って正しく分類した割合 (偽陽性率) の関係を表した曲線です。AUCは、ROC曲線が左上の角に近いほど、モデルの予測能力が高いことを示します。つまり、AUCが1に近いほどモデルが優れているということになります。