形態素

自然言語処理に関する用語

構文解析とは?

-構文解析の概要- 構文解析とは、文字列や単語のシーケンスから、その文法構造や意味構造を明らかにするプロセスです。 自然言語処理においては、文章の構文を理解することは、その意味を解釈したり、翻訳したり、要約したりするために不可欠です。 構文解析は、一般的に次のような段階で行われます。 * -トークナイゼーション- 文章を個々の単語や句読点などのトークンに分割する。 * -品詞タグ付け- トークンに品詞(名詞、動詞、形容詞など)を割り当てる。 * -構文解析- トークン間の依存関係を特定し、構文木を作成する。 * -意味解析- 構文木に基づいて、文章の意味構造を構築する。 構文解析の結果は、さまざまな自然言語処理タスクに活用できます。例えば、検索エンジンのクエリの理解、チャットボットの会話理解、機密情報抽出などです。
自然言語処理に関する用語

形態素解析とは?その仕組みや活用例を解説

-形態素とは何か- 形態素とは、言語における意味や文法機能を持つ最小の単位を指します。日本語では、名詞、動詞、形容詞、副詞などの単語が形態素として扱われます。例えば、「走る」という動詞は、行為の「走る」という概念を表す形態素です。各形態素は独立した意味を持ち、単語や文を構成する基本的な単位となります。形態素は、言語の構造や意味を表すために不可欠な要素であり、文法解析や機械翻訳などの自然言語処理における重要な要素となっています。